子どもの手術で入院が決まると、何をどれだけ準備すれば良いのか不安になりますよね。
私も5歳の娘の扁桃腺・アデノイド手術で1週間の付き添い入院を経験し、事前に調べたつもりでも「これは確認しておけばよかった…」ということがいくつもありました。
この記事では、実際に役立った持ち物リストに加え、事前にチェックしておけばよかった設備やルールもリアルにご紹介します。
「付き添い入院前の確認事項リスト」
「付き添い入院の持ち物チェックリスト」
それぞれまとめたものを作成していますので、ぜひご活用ください(PDFダウンロード可)
実際の体験談をもとに必要だったものをまとめているので、これから入院準備をされる方はぜひ最後まで読んで参考にしてみてくださいね。
入院準備は「情報収集が9割」
- 病院によって設備やルールはまったく違う
- 事前にわかる範囲で、「施設・面会・ルール」などを確認しておくことの大切さ
- 確認不足で「準備したのに使えない」「足りなかった」などもあり得る
事前にチェックしておけばよかった項目
項目 | チェックポイント |
---|---|
冷蔵庫 | 冷蔵のみ?冷凍可能?容量は? |
備品 | バスマット、ドライヤー、ペーパータオルの有無 |
収納 | 引き出しや棚の数・サイズ |
コンセント | 数と位置 ・使いやすい場所にあるか ・ケーブルにどれくらいの長さがあれば不便でないか |
冷凍庫がついていたため、面会時にアイスや、冷凍のご飯類を買い足してもらいました。
事前にわかっていた項目
以下は病院からの事前案内や問い合わせで把握していた内容です👇
- 売店なし・外出不可
- 面会時間の制限あり(15分・2人・時間帯限定)
- 差し入れの頻度に限界がある
- コインランドリー・給湯器・自販機・電子レンジあり
- シャンプーなどアメニティなし
- 寝巻き、付き添い者の寝具の有料貸し出しを希望せず
- 部屋にトイレ・シャワーあり
- 無料Wi-Fiあり
実際に持って行ってよかった持ち物リスト
▶ 衣類・タオル類

- 子ども・自分の下着&着替え:各4回分(パジャマ中心)
- バスタオル・フェイスタオル・ハンドタオル:各4枚
- 靴下:各2足
- 念のためのオムツ(手術後の安静時用)
コインランドリーの設置があるので2〜3日に1回の洗濯を想定しました。
予期せぬ汚れにも対応できるように4組用意して、実際は3組でも足りましたがやはり4組が安心ラインだと感じます。
▶ 日用品・衛生用品

- ウェットティッシュ・ペーパータオル・箱ティッシュ
- シャンプー、ボディソープ、洗顔、歯ブラシセット
- ハンドソープ、保湿ケア(化粧水等・ボディ・リップ・髪用)
- ドライヤー(備え付けがない病院も)
- 院内用のサンダル(脱ぎ履きがしやすく、つまづかないもの)
- 付き添い者の寝具
- 1000円札・100円玉
(自動販売機が1000円以上は利用不可だった。コインランドリーは100円玉のみ)
▶ 洗濯・食器洗い系

- 洗濯洗剤、洗濯ネット(下着類の目隠しや靴下などの細かいものに◎)
- 食器用洗剤・スポンジ
- 子ども・自分のお箸セット
- 使い捨て箸・スプーン・ストロー
- フタ付きプラコップ ×2
入院が長くなると使い捨てより洗って使えるものが便利でした!
▶ 暇つぶしグッズ・電子機器

子どもは暇つぶしにもすぐに飽きてしまうので、暇つぶしはたくさんある方がいいです!
- Switch・タブレット・PC・ノートや色鉛筆など
- 充電ケーブル&延長コード型の多用途ケーブル(※コンセントが1か所だったため大活躍)
食事関係|付き添いの食事&術後の子ども食事、どちらも準備が大切!

🔹 付き添い者用:持ち込みごはんが頼り
- 病院内に売店なし、外出不可
- 付き添い者向けの食事提供もなし(希望すれば1食700円の病院食)
そのため、付き添い者の食事は「事前準備して持ち込む」前提で考えておく必要がありました。
持参してよかったもの👇
- カップラーメン(汁のないもの)・レトルトご飯・レトルトおかず
- パン・インスタント味噌汁・シリアル
- スティックコーヒー・希釈タイプのカフェオレ
- ウィダー系ゼリー
電子レンジ・ポット・給湯器が使えたので、インスタントやレトルト系は活用しやすかったです。
ウィダー系のゼリーは子ども用に準備したものですが、手術した当日は食事ができないので、食事ができない本人(食欲はあり食べたがっている)を目の前に食事をとることが難しかったです。
24時間点滴もしており手術後の痛みで辛そうな子どもを置いて部屋を出ることもできないので、こそっとウィダーやスティックパンをつまんで軽く食事を済ませました。

カップラーメンの汁などは捨てるのに困ったため、汁が出ない焼きそばなどがおすすめです!
意外と不要だったもの👇
- 野菜
野菜が食べたくなって差し入れ時にカット野菜とドレッシングを頼みました。
しかし、子どもの食事が開始になると、見た目の悪さもあり、嫌いな野菜などは一切手をつけなかったので、私が代わりに食べていました。
毎食何かと食べないものが出てくるので、私は子どもの食べ残しで割とバランスの良い食事ができていたように思います。←意外な盲点でした!
好き嫌いが多いお子様に付き添う場合は食べ残しに期待できそうです!
🔹 子ども用:扁桃腺手術後の食事は“見た目”と“食感”がカギ

扁桃腺の手術後は、翌日から病院で流動食が提供されましたが…
子どもは全然食べませんでした。
全て試しに1口は食べるように説得していたのですが、見た目の悪さや味が合わずで、口に入れても「いらない」と即ストップ。
ただ、これはよくあることのようで、主治医からも事前に「術後3日ほどはほとんどの子が食べれない、食べない」と聞いていたため、以下のような食べ物をあらかじめ持参しておきました。
手術翌日に実際に食べたもの👇
- なめらかなアイス(粒や果肉のないタイプ)
- 果肉なしゼリー(透明タイプやジュレ系)
- プリン
- 果肉なしヨーグルト
- ウィダー系ゼリー
- ジュース
☑️ 粒感のあるかき氷や果肉入りゼリーはNGでした。
☑️ 食欲が少ない中でも、子ども自身が「食べたい」と思える食べ物があると安心です。
あってよかった持ち込み容器類👇
- フタ付きプラコップ ×2(洗って使える)
- 使い捨てスプーン・ストロー
- 自分のお箸セット&子ども用のカトラリー
手術後は、喉の痛みやしんどさから、食べたい時に、食べれるものを!といった生活になるため、食器が頻繁に必要になります。
使い捨てをたくさん準備するより、洗って繰り返し使えるものを準備していたのは正解でした。
このように、「付き添い者」と「子ども」の両方の食事を意識した準備がとても役立ちました。
まとめ|準備で入院生活はグッと楽になる!
- 事前の確認と準備が不安を減らすカギ
- 特に売店なし・外出不可の病院では、準備が命綱
- 少し多めの準備が、ストレス軽減につながります

持ち物リストは今後の入院準備にも再利用OKです!
下記からダウンロードできますので活用してみてください!
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